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乳がんについて

■乳がん

乳ガンはもちろん鍼灸で治るものではありません。
鍼灸にできることは術後のリンパの流れの改善。
免疫力を高め、再発のリスクをできるだけ小さくすること。
くらいです。

しかし、自分で見つけることのできる唯一のガンでもあります。

乳ガンは怖い病気ですが
早期発見早期治療での予後はとてもいいのです。

『毎月自分でチェックしてる人が発見する確率のほうが
専門医を受診して発見されるより高い。』
というデータもあるくらいです。

『正しいセルフチェック方法を身につけて
 自分の体は自分で守りましょう』

できれば、20代後半あたりから始めてください。
20代は発症率は少ないですが、悪性度の高い若年性の
ものをチェックできるとさらに安心です。

30代からは毎月かならずセルフチェックの習慣を。
タイミングとしては生理が終わって4・5日後がベストです。
これに40代からはマンモグラフィーを年1でやればかなり
早期に発見することができます。

●乳ガンのハイリスク群
1.初潮のはやかった人 
2.未婚または晩婚の人 
3.出産経験がない又は少ない 
4.授乳期間が短い人 
5.高齢出産の人 
6.遺伝素因(身内に乳ガンの人がいる) 
  7.肥満(高脂肪、高蛋白)の要因を持つ人 
  8.喫煙 

最近は、欧米型の生活様式に近くなり日本でも増えてきています。

せっかくチェックしてもやり方が間違っていては
なんにもなりません。正しいやり方をおぼえましょう。

○視診
鏡の前に立ち、まずは両腕をさげたまま左右の乳房を見て
乳房の形、乳首の姿などを覚えておきます。
つぎに両腕を真直ぐ上げ(または頭の後ろで組み)胸をはり
「乳房のくぼみ」「ひきつれ」「でっぱり」「乳首のへこみ」
「乳首のただれ」「乳輪の変色」などがないか見て調べます。

○触診
乳房を手のひらで軽くおしながら円を描くように動かします。
特に乳房の外側の上部は乳腺が多くガンになりやすい場所なので
念入りにチェックしましょう。ただし強く押し過ぎるとかえって
感覚がつかみにくくなります。
また、乳首を軽くつまみ、異常な分泌液(血など)がでないか調べます。

●ポイントは
乳房にシコリがないか
乳房にくぼみや、ひきつれがないか
乳首の異常(へこみ、ただれ)がないか
乳首から異常な分泌液(血など)がでないか

毎月チェックしてると小さな違いにも気付きやすくなりますよ。

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