Homeはりきゅう 疾患や治療

頚腕症候群

■整形外科 頚腕症候群

肩こりがひどくなって腕などがしびれる場合に
頚腕症候群を疑います。

頚腕症候群とは、首や腕まわりで神経が圧迫されたり
して起こる症状の総称です。

首に近いとことに症状がでることもあれば
指先に近い部分にでることもあります。

多くはその場所に問題があるのではなく
神経とその支配領域による場合がほとんどです。

まず、構造でみてみると、頚椎と呼ばれる首の骨がありますが
頭蓋骨という重たいものを常に支えているため負担の大きな部分です。

しかし、その頚椎から出ている神経が腕や指先の運動などを支配しています。

その道筋には、関節や筋肉などが多くあります。
また鎖骨の下など狭い部分を通っている箇所もあり
そういう場所によく圧迫が起きます。

姿勢や、習慣、仕事の動作などで出やすい場所は変わってきます。

そして、指先などに違和感を感じた場合、どの指のどの部分かで
首の骨を何番目からでている神経に影響しているのかは推察できますので
つぎは、その神経がどこで障害されているかです。

たとえば、ホースのどこかを踏んでいたりすると、
水が出なくなることがあります。

蛇口に近いとこなのか、ホースの先に近いのか
どちらにしても、踏んでいる足をどけて、圧迫を解除して
あげないことには水はでません。

首から腕、指先のどの部分で圧迫されているのか?
どの部分の筋肉が緊張しすぎてしめつけているのかを調べることで
治療の必要な部分がみえてきます。

骨に問題がなければ、肩まわりの筋肉の緊張をほぐすことで
改善されることも多い疾患です。
鍼灸治療とあわせて、毎日できるストレッチの指導もしています。


ページトップへ
Copyright (C) はり灸院オレンジガーデン All Rights Reserved.